
RAWAとRAWA連のサポーターのみなさま
春が近づいてきましたね。さくらもだんだんつぼみがふくらんできて、
月末の開花が愉しみです。
今年も4月末から5月はじめにかけて、RAWAと連帯する会の
パキスタンスタディツアーを実施します。
みなさんご存じのとおり、目下パキスタン情勢は不安定です。
先日もイスラマバードのレストランで爆破事件が起こり、日本人も
負傷したとのニュースを読みました。
今回は安全には充分配慮したうえで、リピーター中心の少人数の
ツアーになります。たぶん6人か7人でしょう。
日パ旅行社とも連絡を取っていて、日本人専用のゲストハウスに
泊まり、欧米人が好む店や雑踏の市場などはなるべく避けて
RAWAと話し合い、RAWAの状況を見聞きする旅になる予定です。
引っ越ししたヘワド高校はどうなっているのか、運営資金は滞って
いないか、ケーワキャンプの現状は?など見てくることろは
たくさんあります。
昨年末から選挙にからんで(ブット暗殺もありましたし)情勢不安が
あったため、ツアー参加者を募集する広報は控えてきました。
ようやく受け入れの日パ旅行社から、「受け入れます。しかし安全は
金で解決する心づもりで来てください。」という連絡をもらったため、
まずはここで決断しました。
出発までの今後一月のあいだは、ムシャラフ大統領の求心力の低下による
軍の士気の低下、過激派と軍の反米派との癒着などによる不安定等から
ツアーを行うか、引き続き最終的な判断は直前まで行う予定です。
私たちはアフガニスタンの女性団体の支援をしているのに、
隣国パキスタンの政情不安で右往左往するとは、本末転倒です。
今年は残念ですが、新しい参加者の募集を積極的にせず、RAWAの
現状確認を一番の目的として、行ってきます。
また今後の判断をみなさまにお伝えする予定ですし、帰国後の
報告会などでお目にかかれればと思います。
RAWAと連帯する会事務局
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